With/Afterコロナを見据え
ヤマハ株式会社は、2月3日、With/Afterコロナを見据えた「音声ガイド・解説ガイド」、「動画ツアー・リモートツアー」などのコンテンツを含むアプリ「おもてなしガイド」を開発し、その実証事業を1日より開始したと発表しました。
これにより同社は、国内20の文化芸術団体との協力により、劇場、博物館などにおける収益確保と強化、また、今後も持続可能なビジネスモデルの構築と普及に向け、多言語対応や参加型の新たな旅行スタイルとしての事業成果のモデル化と水平展開を目指します。
密を回避し接触機会を低減
同事業は、一般社団法人音響通信協会が提供する「おもてなしガイド powered by SoundUD」アプリ、同社が開発した「SoundUD」ソリューション、株式会社ドワンゴなどを中心とした映像制作、配信システムなどを活用して進められます。
国立歴史民俗博物館などの施設が参加し、アプリ内課金やプリペイドカード方式にて利用料を徴収、あらかじめ収録された解説音声を各自のスマホで利用することにより密を回避し、イヤホンの共有などによる接触機会を低減することが可能です。
海外にいながらでも日本を楽しめる
また、「おもてなしガイド」とドワンゴなどの配信プラットフォームが連携し、同社のシステム機能を組み込んだ「動画ツアー」や「リモートツアー」では、海外にいながらでも日本の観光施設などを多言語で楽しめるサービスを行うことで旅行業界の発展に寄与します。
同事業は、文化庁の令和2年度戦略的芸術文化創造事業「文化芸術収益力強化事業」において、「鑑賞型から参加型へのシフト及び海外市場の開拓を通じた新たなビジネスモデルの確立」に採択され、今月28日まで実施される予定です。
(画像はプレスリリースより)
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ヤマハ株式会社 ニュースリリース
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