島根県、飲食店らの多言語メニュー作成と対応店検索の専用サイトを開設

便利な無償サイト「EAT SHIMANE」開設

島根県は3日、外国人観光客や在留外国人の受入環境整備を目的に、飲食店や宿泊施設で提供する食事メニューについて、自動で多言語翻訳ができ、専用のメニュー表作成まで手軽に行える「多言語メニュー作成サイト」と、多言語サービスに対応する飲食店の検索が行える「多言語対応店検索サイト」を「EAT SHIMANE」として新たに開設したことを発表しました。

県の商工労働部観光振興課による取り組みで、2月1日より運用が開始されており、誰もが無料で利用することができます。

「多言語メニュー作成サイト」では、メニューの自動翻訳機能が使え、写真付きのオリジナルメニューを作成することも可能です。対応言語は英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、フランス語、ポルトガル語の7言語で、メニューには日本語を含む5言語まで同時に掲載することができます。

アレルギーやハラル対応の表示も可能となっており、あらゆる人にやさしいメニューの作成、サービス提供が可能となるでしょう。アフターコロナを見据えたインバウンド対策としても有用です。

メニューの店舗設置に加え対応店検索サイトへの掲載も

多言語メニュー作成時には、店舗や料理の雰囲気に合わせ、メニューのバックデザインを30種類の豊富なテンプレートから選択できます。レイアウトも自由度が高く、画像の有無などから23種類の中の好みのものを選んで利用することが可能です。

ランチやディナーなど、複数のメニューを作成することもでき、通常メニューは3つまでとセットメニューが選べます。料理を登録し、完了すれば、あとは印刷するだけで完成します。

このサービスを用いて多言語メニューを作成すると、「Multi-Language Restaurant Menu Directory」とした対応店検索サイトにデータを登録、掲載してもらうこともできます。サイトではエリア別、ジャンル別の検索が可能で、外国人利用客を誘致しやすくなります。

対象は島根県内の飲食店、および一般客が利用可能な飲食店のある宿泊施設です。こちらも利用に料金はかかりません。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

島根県 プレスリリース
https://www3.pref.shimane.jp/houdou/articles/153600

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