「再翻訳機能」で伝わりやすい工夫
Kotozna株式会社は、提供している多言語翻訳チャットサービスにおいて、メッセージの「再翻訳機能」を追加したことを発表した。
Kotoznaの多言語翻訳チャットサービスは、外国人とコミュニケーションを取る際に、自身の母国語で伝えるだけで、相手の言語に自動翻訳される、他言語同時翻訳ツールである。109言語に対応しており、スマートフォンで利用することが可能だ。
今回、メッセージの「再翻訳機能」が加わったことで、メッセージ受信者は、文面が理解しにくい場合、再翻訳をタップすることで、異なる翻訳エンジンから選出された翻訳結果を表示させることができる。この機能により、表現のミスマッチを減らし、より円滑な意思疎通が図れるようになった。
さらに、受信者が再翻訳機能を複数回利用すると、発信者にメッセージの文章を分かりやすく改めるよう、通知が送られる仕組みだ。
企業向けのサービスも提供
Kotozna株式会社は、個人向けだけでなく、ソリューションサービスも手がけている。KotoznaとJTBが提供している、多言語対応システムKotozna In-roomは、インバウンドのお客様が多い宿泊施設向けのサービスだ。
自動多言語翻訳機能で、宿泊者とスタッフがコミュニケーションを図れる。宿泊者は自身のスマートフォンを使用し、母国語でスタッフへ問い合わせやリクエストをすることが可能だ。よくある質問などは、チャットボットが自動返答することもでき、スタッフの業務効率化にもつながる。
館内案内などの資料もデジタル化ができ、お部屋のペーパーレス化・コロナ対策にも有効だ。宿泊施設にも、お客様にとっても安心・便利に利用できるシステムを提供している。
Kotozna株式会社は他にも、自治体向けに観光名所案内の多言語化サービスを提供するなど、さまざまな業界へ翻訳事業を展開している。今後も、AIや機械翻訳などの最新テクノロジーを駆使し、「言葉のカベ」という課題解消を目指していく。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Kotozna株式会社 公式ホームページ
https://kotozna.com/
Kotozna株式会社 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000054943.html