教科書を多言語で表示、「マルチリンガル教科書」リリース

新興出版社啓林館より4月発売

新興出版社啓林館は、3月22日、教科書を多言語で表示するサービス、「Keirinkanマルチリンガル教科書」を今年4月より発売するとしました。

啓林館小学校教科書と中学校教科書について、日本語、英語、中国語などの10言語で提供する同サービスは、他言語を母国語にもつ外国人児童生徒の教科書理解を支援するサービスです。

啓林館発行の小学生用教科書(算数、理科、生活、英語)と中学生用教科書(数学、理科)の全23点に対応、全国170以上の自治体でも情報配信に活用されている「Catalog Pocket」の技術を利用し、ワンクリックで教科書を多言語表示することができます。

読みやすい表示と読み上げ機能も

翻訳文はリフロー型のポップアップで読みやすく表示され、機械音声による読み上げ機能もあります。スマートフォン、タブレット、PCにて利用可能で、教科書は1冊ごとで各1,100円(税込)となり、「Catalog Pocket」の利用は無料です。

利用方法は、「Catalog Pocket」のアプリかWEBブラウザ版を準備し、新興出版社啓林館、文研出版WEBショップにて利用したい教科書の利用権(IDとパスワード)を購入します。「Catalog Pocket」でIDとパスワードを入力すれば利用することができます。

現在、日本には10万人を超える外国人の子どもがいるとされます。他言語を母国語にもつ児童、生徒にとっては、教科書の理解が難しいことが学習を非常に困難にしています。このような課題の解決に向け新興出版社啓林館では、同サービスのスタートに至りました。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

新興出版社啓林館 プレスリリース
https://prtimes.jp/

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