NICTなどが「自動翻訳シンポジウム」を開催へ

AI活用の多言語自動翻訳技術の進展などについて議論

総務省やグローバルコミュニケーション開発推進協議会、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT)が、「第5回 自動翻訳シンポジウム」を開催すると、自動翻訳シンポジウム事務局が1月20日に発表しました。

前年度までは「自動翻訳シンポジウム」と、「グローバルコミュケーションシンポジウム」を開催していましたが今年度は統合し、「第5回 自動翻訳シンポジウム」として開催。AI活用による多言語自動翻訳技術の進展と利活用の現状に加え、今後の飛躍の方向性について幅広く議論・発信するシンポジウムになります。

日本国内でのAI技術の成功事例や、同時通訳などを含めた多言語自動翻訳技術に関して、講演やパネルディスカッションを行うほか、翻訳事業に携わる国内企業(15社程度を予定)によるオンライン展示も実施する予定です。

多言語翻訳の将来展望についての議論も展開

同シンポジウムでは株式会社Preferred Networks PFN Fellowの丸山 宏氏が、「Software 2.0とデジタルトランスフォーメーション」についての基調講演を行うほか、NICTフェローの隅田 英一郎氏による「自動翻訳の素材を蓄える翻訳バンク」についての講演なども開催されます。

パネルディスカッションでは4人のパネリストが、「2025年に向けた多言語翻訳の将来展望」について議論を展開する予定です。

同シンポジウムは3月11日の15時から17時にかけて、オンラインによるライブ配信で行われ、参加料は無料。1月20日から3月9日までに、専用の申し込みフォームに必要事項を入力の上、送信することで参加申し込みが可能です。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

第5回 自動翻訳シンポジウム
https://jido-hon-yaku.jp/event/event_220311.html

自動翻訳シンポジウム事務局のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000073951.html

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