県内のウクライナ人とのコミュニケーションを支援
凸版印刷株式会社は、11月22日、秋田県にてオンラインAI音声翻訳サービス「RemoteVoice(TM) (リモートボイス)」の提供を開始しました。
同サービスは、在留外国人や外国人観光客などとの言葉の壁を支援するAI音声翻訳サービスです。今回、遠隔かつ多人数でのコミュニケーションが容易に行えることから、秋田県におけるウクライナ人とのコミュニケーション支援に活用されるツールとして採用されました。
同社では、今年11月末に予定されるリモート説明会を皮切りに同サービスの本格的な運用を開始、この遠隔・多言語・多人数に対応したAI音声翻訳システムにより、在留外国人やインバウンド対応における円滑なコミュニケーションを実現します。
利用は会話ルームにアクセスするだけ
同サービスは、日本語、ウクライナ語、英語、中国語などの17言語に対応、スマホなどにて主催者が発行する二次元コードから会話ルームにアクセスするだけで、遠隔地にいる外国人との会話や互いに違う言語を用いる複数の外国人が集まる場面での会話が可能です。
具体的な利用事例としては、観光イベントやツアー案内における説明や解説、学校での生活指導や保護者連絡、電話番号を持たない外国人市民の相談、留学生に対しての制度説明や入学案内などに活用できます。
秋田県では、ウクライナからの避難民への積極的な支援を表明しており、ウクライナ語や遠隔での対応に関する課題解決に向けて同サービスを採用する運びとなりました。また、凸版印刷では、今後も社会経済活動において「言葉の壁」を感じさせない環境を創出します。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
凸版印刷株式会社 プレスリリース
https://www.toppan.co.jp/