多言語化対応で外国人を安心して受け入れできる医療現場へ

言語の壁をなくし、医療行為で必要な意思疎通が可能に

近年、日本を訪れる外国人旅行者や在留外国人は増えつつある。コロナウイルスの影響により、一時的に減少してはいるものの、依然として医療現場での外国人患者受け入れの対応は、改善すべき課題です。

2020年8月21日、株式会社ロゼッタは、医療現場での外国人患者受け入れをサポートするサービス「T-4PO Medicare」を発表しました。

病院で外国人患者を受け入れる際、受付・診察・会計などのあらゆる場面で、患者とのコミュニケーションが必要になります。そのコミュニケーションをシステムで多言語対応するのが「T-4PO Medicare」です。

受付から会計まで一連の流れをシステムサポート

医療現場にて「T-4PO Medicare」を使い、外国人患者を受け入れた際の具体的な流れは次のようになります。

患者が来院したら受付で専用タブレット・骨伝導イヤホンを交付。患者はタブレットにて、自身の母国語を選択し、問診票の基本的な項目(名前・年齢・症状など)を入力します。

診察では、医師と患者の会話は音声通訳機能で同時通訳され、骨伝導イヤホンによって両者に伝わるようになっています。タブレットにはその会話も表示され、記録として残すことも可能です。最後に、会計の方法や薬の説明などもタブレットで案内します。

また、スマートグラス上にも通訳内容を表示することができ、こちらもデータとして保存することが可能です。さらに、Webサイトの多言語化や外国人患者受け入れ対応マニュアルなど、「T-4PO Medicare」では総合的なサポートを行います。

システム導入により、外国人患者は安心して病院を利用することができ、病院側もスタッフの負担軽減につながります。株式会社ロゼッタは、こうした包括的なサービスの提供により、医療現場での外国人患者の受け入れ体制を支援しています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ロゼッタ プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000006279.html

「T-4PO Medicare」サービスサイト
https://www.rozetta.jp/lp/t4pomedicare/

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