アジア圏からの訪日インバウンド領域の課題を解決
株式会社JTBとTrip.com Groupは8月22日、訪日インバウンド強化に向けた新会社「株式会社JTB Inbound Trip(仮称)」の設立に合意しました。
この新会社では、Trip.com Groupが持つグローバル販売網やJTBの宿泊を中心とした仕入れ力などによる価値を創出し、宿泊施設や各自治体などにおける、アジア圏からの訪日インバウンド領域での課題解決を支援します。なお、新会社の設立は今年10月の予定です。
販売網の拡大や戦略設計の支援も
新会社では、両社のグローバル販売網と宿泊を中心とした仕入れ力により、インバウンド旅行者に対する宿泊施設選択肢の増加、宿泊施設とのニーズマッチングおよび宿泊施設や観光施設などでの販売網拡大を図ります。
また、両社における訪日インバウンド市場に係る知見と旅行商品などを提供する全国の拠点の活用により、観光需要集中の緩和や平準化、多言語での問い合わせやシグナルへの対応、自治体向け訪日インバウンド市場の戦略設計支援や誘客プロモーションなどを行います。
ツーリズム事業全体における課題の解決を
今後に期待されるアジア圏からの訪日インバウンド需要に向けては、旅行者ニーズに合わせた仕入れやコンテンツの強化、販売チャネルの拡大、また、各施設における多言語対応、観光需要集中の緩和などの受け入れにおける環境整備が喫緊の課題です。
JTBは全国に広がるネットワークを生かし、地域や観光事業者におけるこれらの課題解決に向けた支援を行っています。アジアにおける圧倒的な販売力を誇るTrip.com Groupとの連携により、今後はツーリズム事業全体における課題解決への寄与を目指します。
(画像はPAKUTASOより)
▼外部リンク
株式会社JTB プレスリリース
https://www.jtbcorp.jp/