ニューノーマル時代へ、店舗運営側にも利用客にもやさしいシステムを
ラーメンチェーン「幸楽苑」を展開する株式会社幸楽苑ホールディングス(以下、幸楽苑ホールディングス)は24日、同社としては初になるセルフレジシステムを、福島県郡山市田村町の「幸楽苑金屋店」へテスト導入したことを発表しました。同日より運用を開始しています。
このセルフレジは、USEN-NEXT GROUPの株式会社USENによる「Uレジ Ticket & Pay」で、新型コロナウイルス感染症の予防対策や店舗運営における省人化を図るといった目的で導入されました。
セルフ操作の表示案内は、日本語・英語・韓国語・中国語の4カ国語に対応しており、在留外国人や今後のインバウンドによる訪日外国人など、多様な利用客を想定した仕様となっています。
時代のニーズを汲み、ITを賢く活用
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、飲食シーンはとくに注意が必要とされていることから、外食産業は軒並み苦境を強いられ、店舗運営にあたっても一層の感染症対策徹底と顧客の利便性向上、ニーズのキャッチアップが求められるようになっています。
セルフレジは、その導入により、会計時の非接触化・非対面化を図ることができ、感染症対策のひとつとして注目されてきました。また、会計作業にかかるスタッフを削減できるため、人手不足や人件費の節約にもなると考えられています。
利用方法はごくシンプルで、利用客が自ら伝票のバーコード部分を端末にかざすと、データが読み込まれ、会計へ進むものとなっています。決済手段は現金のみですが、レシートの発行にも対応しており、スムーズ・スピーディな処理で混雑回避にも寄与するとみられます。
まずは金屋店に2台のテスト導入となりますが、幸楽苑ホールディングスでは、今後もITを活用し、未来の外食産業リーディングカンパニーとなるべく、店舗のデジタル化などを推進していくとしました。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社幸楽苑ホールディングス プレスリリース一覧
「幸楽苑初となるセルフレジを「金屋店」にテスト導入」
https://www.kourakuen.co.jp/news