ナビタイムジャパン、「自転車NAVITIME」サービスを多言語化

アプリのほぼ全機能が多言語対応に

株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイムジャパン)は4日、同社が提供する自転車専用のナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」について、同日よりほぼ全ての機能が英語、中国語(繁体字・簡体字)でも利用可能となり、多言語に対応したと発表しました。

日本全国をカバーする自転車専用ナビアプリが多言語対応を行うのは、これが国内初の事例になるとされています。

「自転車NAVITIME」は、自転車移動に特化したナビゲーションアプリで、サイクリストを幅広くサポート、自転車での宅配や通勤にも便利なアプリです。iOS 13.0以降、Android 5.0以上に対応し、App Store、GooglePlayからそれぞれ入手できます。

音声ナビゲーションはもちろん、「大通り優先」、「坂道優先」といった全7種類のルート検索や、走行ルート・速度・距離・消費カロリーなどの記録管理、全国のサイクリングステーション検索、お気に入り地点の保存、高低差チェックなど多彩な機能が搭載されています。

試験提供から正式リリースに

今回の多言語対応により、メニュー画面やルート検索、スポット検索、地図表示、ナビゲーション中の画面表示を任意の言語で案内できるようになりました。ナビゲーション音声は、英語発話に対応しています。

アプリで適用される言語は、スマートフォン端末の設定に合わせ、自動で切り替わる仕組みとなっているため、特別な操作を行うことなく、理解しやすい言葉で使うことができます。

「自転車NAVITIME」の多言語対応は、昨年12月から試験的に開始されていましたが、2月4日より自治体と連携して提供しているサイクリングコースにおいてもサービスの提供を開始、正式リリースとなりました。

まずは福島県いわき市と猪苗代湖周辺を周遊するコースが多言語で紹介されます。なお一部未対応のコースもあり、猪苗代湖周辺コースは、2月中にも英語と繁体字への対応が完了する予定です。

サイクリストとして日本を訪れ、各地の魅力を肌で感じたいというニーズは安定して高い見通しとなっており、将来的なインバウンド需要を見据えた対応として注目されるでしょう。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ナビタイムジャパン プレスリリース
https://corporate.navitime.co.jp/

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