総務省とNICT、オンライン形式で「第4回 自動翻訳シンポジウム」を開催

世界の「言葉の壁」をなくして自由な交流を実現へ

総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT)が3月16日に、オンライン形式で「第4回 自動翻訳シンポジウム ~自動翻訳と翻訳バンク~」を開催すると、2月5日に自動翻訳シンポジウム事務局が発表しました。

総務省とNICTは、多言語翻訳技術のさらなる高度化に向けた研究などを、産学官が連携・協力して行う計画「グローバルコミュニケーション計画2025」を推進し、世界の「言葉の壁」をなくして自由な交流の実現を目指しています。

自動翻訳技術を高度化・多分野化などするには、様々な分野の翻訳データを大量に確保する必要があり、NICTは翻訳データを集積する「翻訳バンク」を運用。今回のシンポジウムでは自動翻訳と、この「翻訳バンク」についての話が進められていく予定です。

AI技術や自動翻訳技術などの最新動向も紹介

「第4回 自動翻訳シンポジウム ~自動翻訳と翻訳バンク~」には、東京大学教授の松尾 豊氏や東京工業大学教授の岡崎 直観氏などが登壇し、AI技術や自動翻訳技術などの最新動向も紹介される予定。「若手・ベンチャーが引っ張る日本のAI」や「2021年3月の翻訳バンク」、「AIによる言語処理の革命」といったテーマの講演が行われます。

同シンポジウムはZoomとYouTubeライブを通じたオンライン配信で開催。NICTの自動翻訳技術を活用した民間企業の製品やサービスの展示も、「翻訳バンク」のホームページ内で行われる予定です。

専用フォームに必要事項を入力して送信することで、参加申し込みが可能。定員は1,000人、参加料は無料となっています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「翻訳バンク」 セミナー
https://h-bank.nict.go.jp/seminars/index.html

自動翻訳シンポジウム事務局のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000073951.html

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