仮想空間にてコミュニケーション
株式会社ロゼッタは、2月24日、同社の子会社である株式会社MATRIXが、外国語がしゃべれない人でも自由に世界の人々とコミュニケーションがとれる「言語フリーの世界」を実現したと発表しました。
仮想空間(VR)上にて、例えば日本人とアメリカ人が会話をする場合、日本人側には日本語、アメリカ人側には英語の字幕が表示されます。中国語の利用や3カ国語同時での利用も可能です。この空間に入れば、言語の壁を気にせず英語や中国語を話す人々と会話ができる、それが「言語フリーの世界」です。
翻訳ソフトも翻訳機も一切不要
この仮想空間には、空間自体にリアルタイムの通訳システムが組み込まれているので、翻訳ソフトも翻訳機も一切不要です。これまで言葉の違いにより会話ができなかった人々とも翻訳を一切気にすることなくコミュニケーションをとり、一緒に仕事ができるようになります。
「言語フリーの世界」の様子を見てみると、「外国の空港から飛行機に乗って空を飛ぶ」という日本人男性が話しています。この男性は実際には家にいて仮想空間での旅を楽しんでいます。男性の話す日本語は、英語、中国語に翻訳され画面上に映し出されます。
プレス発表会や今後の展開も
同社では、「言語フリーの世界」のプレス発表会を3月9日、14時から15時まで、新宿オークタワー23階の株式会社ロゼッタ会議室にて開催します。参加方法は下記リンク、株式会社ロゼッタのプレスリリースから確認して下さい。
また、今回はVRオフィスの中に「言語フリーの世界」を組み込んでいますが、今後はVR旅行にも組み込み、言語フリーで商談できる会議室を貸し会議室として利用できるサービスの提供も開始する予定です。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ロゼッタ プレスリリース
https://prtimes.jp/