大規模災害時に多言語での避難誘導アナウンスが可能
クオリティソフト株式会社(以下、クオリティソフト)は、災害発生時の広域アナウンスや避難誘導等に有用な「アナウンサードローン」を、品川区に提供したことを発表しました。
今回、品川区が「アナウンサードローン」を導入した目的は、大規模災害時に業者の協力が得られない場合も想定されるため、区独自でドローンを保有し、発災時速やかに、区内の被害状況を把握することで区災害対策本部の情報の高度化を図るとともに、滞留者誘導等を行う体制を整備するためです。
荒天時で運用可能な災害対策用ドローンを導入し、被災状況を迅速に把握するとともに、多言語で避難誘導アナウンスなどができる体制を整備します。
最大29ヵ国語での放送が可能で外国人居住者にも対応
クオリティソフトのアナウンサードローンは、日本語の文章から自然な音声データを生成し、最大29ヵ国語でのアナウンスが可能であるので、日本国内で増加する海外からの観光客や居住者にも柔軟に対応することができます。
また、プロペラによる風切り音に影響を受けず、周囲の騒音に負けない音声出力特性を持っており、400メートル先からでもしっかりとした音声を伝えることが可能で、避難看板などが未整備の地域や工場、学校、自治体などの防災対策にも有用です。
そして、ドローンに搭載した圧電スピーカーは、防水仕様および軽量・省電力化されており、重量増や電力消費増による飛行時間影響の懸念なく発災時の避難指示に適したものとなっています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
クオリティソフト株式会社 プレスリリース
https://www.qualitysoft.com/news/1316/