台湾で人気のサイトにて調査
旅奇広告有限会社(台湾台北市)は、「台湾人が紙媒体で日本旅行情報を収集する好みと読書習慣に関するアンケート調査 2020」を実施し、結果を公表しました。
旅奇広告有限会社は、Facebookで27.5 万人のフォロワーを有する、台湾人向けの訪日観光情報サイト「日本旅行情報局」を運営しています。今回のアンケートは、そのフォロワーである台湾人938名を対象とし、2020年6月28日から2020年7月20日までの期間、調査したものです。
紙媒体の利用者は多い、翻訳にも工夫が必要
インターネットで何でも検索できる情報過多の時代ですが、「旅行のスケジュールを立てる際に紙媒体をしますか?」との質問では、ご当地パンフレットや、ガイドブック、雑誌などの紙媒体を使用する、という回答は多く見受けられました。
96%の方が「ご当地パンフレット」を使用すると答えており、現地の駅や案内所で観光パンフレットを設置・提供することは重要だと考えられます。
また、掲載言語についての調査では、閲覧者が読みやすい言語として選択したのが、「繁体字中国語」であり、93%の方がすらすら読めると回答、「簡体字中国語」については、すらすら読めるとの回答は、わずか9%でした。
利用者の満足度を高めるには、繁体字・簡体字の両方のバージョンを掲載することが、望ましいようです。
さらに、中国語の表記がない場合、次に選ぶ言語を調査した結果、約6割の方が「日本語」と回答しました。その理由としては、繁体字中国語と見た目が似ているので理解しやすい、アルファベット表記の地名は逆に意味が分からない、といった回答でした。
実用的に考えると、地名や店舗名などは、原文の日本語表記にするなど、翻訳にも工夫が必要なようです。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
台湾旅奇広告有限会社調べ アンケート調査
https://drive.google.com/
旅奇広告有限会社 ウエブサイト
https://www.lovejapantrip.tw/
旅奇広告有限会社 プレスリリース
http://pressrelease-zero.jp/archives/158373