DAISHIZENと東邦レオ、自然の力を活用した空間づくりを行う「SYN SHIZEN」を設立

自然環境の癒やしを活用したバイオフィリックデザイン

植栽デザインや空間演出などを手がける株式会社DAISHIZEN(以下、DAISHIZEN)は、グリーンインフラ技術による都市基盤整備などを行う東邦レオ株式会社(以下、東邦レオ)と、合弁会社「SYN SHIZEN」を 2021年5月に設立したことを発表した。

新会社では、施設の空間プロデュースを手がけ、様々なかたちで人とグリーンの新しい関係を提案し続けるDAISHIZENと、グリーンインフラ技術による都市基盤整備や賑わいの創出など新たなまちづくりを行う東邦レオのそれぞれの強みを掛け合わせることで、社会が抱える課題解決と、これからのライフスタイルにおける街の在り方や場の価値の創出を目指す。

そして、健康寿命の延伸、子供たちの情操教育、ビジネス生産性の向上、メンタルヘルス対策のような社会が抱える様々な課題に対して、自然環境が人に与える「リラックス」や「癒やし」効果、を取り入れる「バイオフィリックデザイン」を活用した空間づくりを、企画コンサルティング業務から施工、メンテナンスまで一貫して行う。

自然効果のエビデンスをデータベース化して活用

バイオフィリックデザインとは、「人は自然に対して本能的に心地よさを感じる」という考え方「バイオフィリア」に基づき、微気候コントロールによる快適な温湿度空間や視覚、聴覚、嗅覚など五感に働きかけることで、生理的効果を生み出す空間のデザイン設計である。

「SYN SHIZEN」では、今後、明るさや音、におい、温湿度など、最もバイオフィリア効果を発揮するためのあらゆる空間構成要素を検討し、エビデンスに基づく空間デザイン手法の構築を目指す。

また、蓄積した自然効果のエビデンスはデータベース化し、BIM(Building Information Modeling)へ活用することで、「自然」と「建築」を融合させたソリューション提案へと繋げ、植物が健全に生育するための空間デザインやコスト計算、工程の割り出しといった業務の効率化と空間パフォーマンスの最適化も可能とし、都市における空間価値の向上に寄与したいと考えている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社DAISHIZEN プレスリリース
https://solso.jp/

「SYN SHIZEN」ホームページ
https://www.synshizen.com/

最新情報をチェックしよう!