在留外国人に向けた電力販売を開始

料金プランなどをスペイン語に翻訳

シン・エナジー株式会社は、6月7日、多言語センターFACILとの業務提携により、在留外国人の家庭用電力を対象とした電力小売り事業を、6月1日より開始したと発表しました。

多文化共生の第1弾として開始された同サービスでは、シン・エナジーが電気料金プランなどにおける難しい日本語表記を、イラストなどで表現し、FACILなどがその翻訳を作成、在留外国人に向け「電気料金は見直すことができる」という情報を届け、申し込みのフォローも行います。

今回、シン・エナジーでは、FACILとスペイン語圏出身者への支援を行う、「ひょうごラテンコミュニティ」の協力を得て、在留外国人を対象とする電力の販売を開始することとなりました。今後は、他の言語圏出身の在留外国人に向けた販売の拡大も進める予定です。

自然と地域との共生を目指し

現在、日本には288万7,116人の在留外国人が暮らしており、その多くが生活の中で「日本語表記しかない不自由さ」などの言葉の壁に直面しています。日本に暮らす地域住民として、生活に必要な情報を受け取れる環境を作ることも日本社会の責務であるといえます。

FACILでは、神戸を拠点に在留外国人のコミュニティを支援しています。外国人が日本で暮らすために必要な情報の翻訳や、通訳の派遣を行うことで地域の多言語環境を促進し、行政機関、医療機関などからのニーズに応えることで、地域の改善や活性化につながる機会も創出しています。

また、シン・エナジーでは、2016年より家庭向け電力の販売を開始、現在、全国約70カ所にて再生可能エネルギーの発電事業と電力小売り事業を運営、自然と地域との共生を目指した事業を行っています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

シン・エナジー株式会社 プレスリリース
https://prtimes.jp/

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