「USENおもてなしキャスト」、観光庁の用語集に対応

国内初、「伝わる表現」用語集に標準対応

株式会社USEN-NEXT HOLDINGSは、6月9日、同社のグループ企業「株式会社USEN」が提供する、多言語アナウンスアプリ「USENおもてなしキャスト」について、観光庁の「伝わる表現」用語集に標準対応したことを発表しました。

「USENおもてなしキャスト」は、商業施設や宿泊施設、公共施設および自治体向けに提供される、火災、地震、津波、風水害、停電などの豊富な防災アナウンス集を搭載した多言語アナウンスアプリです。

同サービスに標準搭載される防災関連の英語、中国語、韓国語のアナウンスが、観光庁の『災害等の非常時における「伝わる表現」用語集』の翻訳内容に対応しました。これは、国内初の試みとなります。

観光庁、多言語情報発信手段を強化

新型コロナウイルスの影響により、外国人旅行者がほとんどいない状況の中、観光庁では、これを機会に非常時の外国人対応を強化したいとのニーズにも応えるため、災害等の非常時における多言語情報発信手段の強化について検討してきました。

今年3月リリースされた「伝わる表現」用語集は、外国人を含む不特定多数の人が利用する場で基準となる翻訳事例集です。外国人旅行者が「災害時に取るべき行動」について、これまでの用例を具体的かつ簡潔に伝わるような表現に見直し、新型コロナウイルスに対応するための用例も記載された用語集となります。

この「伝わる表現」用語集に標準対応する「USENおもてなしキャスト」は、月額定額制のiPad向け多言語アナウンスアプリです。アナウンスのカスタマイズや言語選択も可能で、放送設備の入れ替えは不要となり、コストを抑えた導入が可能です。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社USEN-NEXT HOLDINGS ニュース
https://usen-next.co.jp/

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