村上 春樹さんと翻訳家の柴田 元幸さんの対談集に
株式会社新潮社(以下、新潮社)が新潮文庫から、村上 春樹さんと翻訳家の柴田 元幸さんにより7本の対談を追加収録して、「本当の翻訳の話をしよう」の文庫版「本当の翻訳の話をしよう 増補版」を発売すると、6月7日に発表しました。
「本当の翻訳の話をしよう」は、村上 春樹さんと翻訳家の柴田 元幸さんの対談集になっており、スイッチ・パブリッシングから既に単行本として刊行されています。今回は、新潮社がこれに7本の対談を追加収録して、文庫版として「本当の翻訳の話をしよう 増補版」を6月24日に発売する予定です。
短編小説集やエッセイ集、紀行文、翻訳書など多数の著書があり、2016年にはハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞を獲得した村上 春樹さんと、翻訳家の柴田 元幸さん、翻訳とともに生きてきた2人が翻訳について語り合う内容になっています。
村上 春樹さんの翻訳作品を柴田 元幸さんがチェックも
柴田 元幸さんは東京大学名誉教授でもあり、トマス・ピンチョン著「メイスン&ディクスン」で日本翻訳文化賞を獲得、アメリカ現代作家を精力的に翻訳する翻訳家です。
村上 春樹さんの手掛けた翻訳作品のチェックも実施。村上 春樹さんは柴田 元幸さんが主宰する雑誌「MONKEY」に、『職業としての小説家』を連載しており、30年以上にわたって共同作業を行う関係です。
また、2人で共同選書した新潮文庫内のレーベル「村上柴田翻訳堂」も刊行。「本当の翻訳の話をしよう」もその延長上にある対話集となっています。「本当の翻訳の話をしよう 増補版」は6月24日に新潮社が出版。定価は880円です。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社新潮社 「本当の翻訳の話をしよう 増補版」
https://www.shinchosha.co.jp/book/100176/
株式会社新潮社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000208.000047877.html