JNTO、中国向け観光、特産品のPR事業実施

バーチャルライブツアーと越境ECを結び付けPR

日本政府観光局(以下、JNTO)は、中国Eコマース大手のアリババグループのプラットフォームと連携し、バーチャルライブツアーと越境ECを結び付けた、中国人向けプロモーションを実施、4月21日、その視聴者が延べ135万人に達したとしました。

JNTOは、コロナ禍による入国制限が続く中での取り組みとして、新たに中国人観光客に向けたPR事業を立ち上げ、昨年9月から今年3月までの期間、同プロモーションを実施しました。これにより、継続的に日本の魅力を発信し、接点が持ち続けられるよう中国の人々に働きかけます。

同プロモーションは、オンラインにて中国の視聴者が日本各地の様子を伝えるライブ配信を楽しみながら、越境ECプラットフォーム上にて日本各地の地域産品が購入できる仕組みとなり、ライブ配信は日本全国を8ブロックに分けて計8回行われました。

今後も新たな手法を活用した魅力発信を

昨年9月の第1回では九州から熊本城天守閣、湯布院温泉街、昨年10月の第2回は東北から安比高原紅葉狩り、燕三条工場見学、昨年11月の第3回は関西から熊野古道トレッキング、伏見稲荷神社散策などの様子が伝えられました。

また、昨年12月の第4回は四国から直島アート作品鑑賞、小豆島オリーブ園散策、同じく12月の第5回は北海道から函館市内観光、白い恋人パーク見学などの様子、その後、第6回は中部北陸、第7回は沖縄、第8回は関東から、今年の3月まで配信が行われました。

毎回多くのポジティブなコメントも寄せられ、同プロジェクトは日本各地域の認知向上や訪日への興味関心の向上に寄与しました。JNTOでは、「今後もこのような新たな手法を活用した地域の魅力発信に努めていく」とします。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

JNTO 報道発表資料
https://www.jnto.go.jp/

アリババ株式会社 プレスリリース
https://prtimes.jp/

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