「生活サービス加入時の情報源と言語に関するアンケート調査」実施
Wovn Technologies株式会社は、5月31日、日本で生活する在留外国人を対象とした、「生活サービス加入時の情報源と言語に関するアンケート調査」の結果を発表しました。
同調査は、母国語での情報発信がどのくらい望まれているか、言語の壁が日常生活にどのような不便をもたらしているかを把握すべく、銀行、生命保険、携帯キャリアなどの7分野における実態調査として行われました。
今回の調査からは、いずれの分野においても5割以上で「多言語で情報発信されていることがサービス選択の決め手になった」との回答が得られ、この結果から母国語による情報発信により、在留外国人に安心感と信頼感を与えていることがわかります。
情報の大部分はWebサイトや知人から
主な結果として、銀行では「価格やサービス内容を重視する」という回答が最も多く、その中でも日本語が不得意な人では、「Webサイトの情報が多言語化されていること」を重視する人の割合が高くなりました。
生命保険では、約7割が「多言語にて情報発信されていれば、加入したい」と回答、サービス内容などの多言語による情報発信が重要とされ、携帯キャリアでは7割以上の人が「価格やサービス」で決めていることから、これらの多言語による情報発信が重要になるとされます。
今回の結果からは、在留外国人が生活サービスを利用する際に、大部分の人がWebサイトや知人などから情報を得ていることがわかりました。多言語での情報発信については、在留外国人のみに限らず、その知人となる日本人への認知拡大も重視すべきと考えられます。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Wovn Technologies株式会社 プレスリリース
https://prtimes.jp/