期待が高まるインバウンド需要に対応
神奈川県の箱根にて旅館、飲食店などを展開する株式会社金乃竹は、10月27日、今年9月26日の入国制限撤廃の発表以降における外国人旅行客による予約数について、2019年の同期間対比で85%増加したとしました。
これにより同社では、10月11日からの入国制限撤廃と円安による訪日旅行客の需要回復を見込み、外国籍スタッフの雇用を増やし、施設の高付加価値化を目指すことで訪日外国人観光客の受け入れ強化を行います。
同社の松坂屋本店には現在、総勢30名のスタッフが在籍、そのうち5割がネパール、フィリピンなどの国籍を持つ外国人スタッフです。同社では他の施設も含めて外国籍スタッフの雇用を増やすことで、期待が高まるインバウンド需要の回復に対応します。
国内外の旅行者を誘致し地域に貢献
1947年に創業した金乃竹の前身である冨士荘は、いわゆる「昔ながらの古い民宿」で日々の稼働率も高くはない宿でした。これを二代目当主が改革、現在では貸し切り露天風呂と料理が評判を呼ぶ、日々満室になる人気旅館へと変わりました。
同社の外国籍スタッフはまた、大手国内旅行サイトのクチコミにて、日本人利用者からの高評価も得ています。訪日旅行者に対しても単に日本の旅館文化の案内を多言語化するだけではなく、「おもてなし」の心が提供できるサービスを目指し日々の業務に努めます。
同社では、ライフラインを整えるための「給与前払い制度」や「24時間のライフサポート」などを制度化することで外国籍スタッフの雇用を進め、さらには施設の高付加価値化を果たすことで海外および国内の旅行者を誘致し地域に貢献したいとしています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社金乃竹 プレスリリース
https://prtimes.jp/