利用者数は急増、京都、山梨などが人気
株式会社ナビタイムジャパンの交通データ事業は、11月10日、訪日外国人向けナビゲーションアプリの利用状況から、人気の観光スポットなどを分析、その結果を発表しました。
結果によると、水際対策緩和方針が発表されてから利用者数は急増し、目的地とする場所については、日本人と比べて京都、山梨、岐阜などが多く検索されていることがわかりました。
同社では、今年9月1日から10月30日までの期間、「Japan Travel by NAVITIME」を利用した経路検索条件データをもとに、「アプリの利用者数の推移」「目的地に設定される場所の傾向」について分析しました。
台湾、香港などの中国語利用者数が大きく増加
「アプリの利用者数の推移」については、今年9月1日時点での利用者数を基準に増加率を分析、10月からの水際対策大幅緩和の方針が発表されて以降、30日までの時点で利用者数が急増し、この結果から訪日旅行への需要の高まりがうかがえます。
言語別で見た利用者数の変化は、台湾、香港などからの中国語利用者数が22.9倍と伸び率が最も高く、韓国語で7.8倍、タイ語で5.9倍、ドイツ語で4.4倍に増加しました。
また「目的地に設定される場所の傾向」では、東京が最も多く、大阪、神奈川と続き、日本人と比較すると京都、山梨、岐阜などの検索率が高く、北海道などの降雪地、大分などの温泉地、テーマパークを目的地とする検索が目立ちました。
「Japan Travel by NAVITIME」では訪日外国人に向け、ドアtoドアのルート検索、カーナビゲーション、スポット検索、観光記事などを無料で提供、また交通データ事業では、移動に関する各種ビッグデータを活用した分析を行っています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ナビタイムジャパン プレスリリース
https://prtimes.jp/