多言語対応アプリ「カタログポケット」を導入
福岡県直方市は6月22日、市民への情報発信の強化に向け、多言語対応アプリ「カタログポケット」の導入を開始しました。
これにより同市では、市政情報を多言語にて配信、日本語が不得意な外国人にも母国語にて市の情報を伝えます。また、同アプリの利用により、情報の音声読み上げや文字の拡大表示なども可能となり、より多くの市民に情報がよりわかりやすく届けられます。
「カタログポケット」は、閲覧情報をもとに効果的な情報配信を実現するアプリです。PDF形式の冊子やチラシを英語、韓国語、中国語、タイ語などの10言語に翻訳、その音声読み上げを可能とし、さらにはリコメンド機能やプッシュ通知機能、検索機能などを備えます。
高齢者などにも優しい仕様
同市では「市報のおがた」、「直方市防災ブック」、直方市観光ガイドブック「ココロミチルNOGATA」などにおける情報を同アプリにて配信する予定です。「市報のおがた」は、市公式ラインの市報表紙画像に貼り付けられたURLから閲覧できます。
アプリ利用料は無料ですが、ダウンロードなどにかかる通信料は利用者の負担となります。また、使用しているスマートフォンの言語設定は自動反映でき、スマートフォンによるアプリ版または専用サイトによるブラウザ版での利用が可能です。
同アプリは株式会社モリサワが開発、読みやすさを追求したユニバーサルデザイン(UD)フォントにて、アプリ上で拡大表示できる記事は読みやすく、高齢者などにも優しい仕様になっています。現在、福岡県では糸島市、久留米市、直方市の3市、全国では約230の自治体にて活用されています。
(画像はPAKUTASOより)
▼外部リンク