2007年発刊の「理系英語のライティング」を完全改訂
株式会社アルク(以下、アルク)が10月27日に、新刊「理系英語のライティング Ver.2」を発売したと、同日に発表しました。
「理系英語のライティング Ver.2」は、アルクが2007年に発刊した「理系英語のライティング」を完全改訂したもので、理工系の学生や研究者が英語論文を書けるようにする本として発売されています。内容は一新されているため、2007年版を持っている人でも購入して参考にすることが可能です。
論文では研究分野や投稿するジャーナルによって、使われる表現や専門用語などが異なります。同書では、それぞれの研究分野でよく使用される言い回しや、辞書だけでは分からない語句の用法などを調べた上で、論文を書いていく「ESP(English for Specific Purposes)的な考え方」を学ぶことができます。
「導入編」・「基礎編」・「実践編」で構成
「理系英語のライティング Ver.2」は3つのチャプターで構成されており、チャプター1の「導入編」では、Eメールなどの身近な文書を基に「ESP的な考え方」の基礎を学びます。
チャプター2の「基礎編」では論文のAbstractなどを読み、実際に「ESP的な考え方」を体験。チャプター3の「実践編」では、論文における各セクションの役割・情報・使用できる表現などが丁寧に解説されています。また、自分専用のコーパスを作成するため論文データを収集、それをコンコーダンス・プログラムで分析して最適な表現を探す方法も解説されています。
同書のサイズはB5判で全208ページ、価格は税込み4,160円となっています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社アルク 「理系英語のライティング Ver.2」
https://ec.alc.co.jp/book/7020039/
株式会社アルクのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001348.000000888.html