多言語化で外国人にもヘルプマークを周知
東京都は2020年10月、ヘルプマークの普及活動のため、多言語版のヘルプマークを紹介するチラシとホームページを作成しました。
ヘルプマークは、体が不自由な人や妊娠初期の女性などが身につけるマークで、援助や配慮を必要としていることを周囲の人に知らせることが出来ます。
具体的な事例を添えてヘルプマークの概要を説明
新たに制作した多言語版のチラシとホームページは、英語、中国語、韓国語の3言語で表記しました。
掲載されている内容は、どういった人がヘルプマークを身につけているのか、マークを身につけた人を見かけた場合にどんな行動をとればいいのかを、分かりやすく説明しています。
具体的には、電車やバスで席をゆずる行為や、災害時には避難を手助けすることなどをイラスト付きで載せています。
サポートしやすい環境づくりのため民間企業にも周知活動を呼びかけ
またヘルプマークは、内部障害や難病を患っている人など、見た目からは分からなくても周りの援助を必要とする人のために作成されたマークです。
東京都のほか日本てんかん協会(波の会)でも、ヘルプマーク推進のため、タグ型ヘルプマークを付録したオリジナルおくすり手帳を全国に配布しています。
中日新聞では発行している「中日こどもウイークリー」にて、小中学生にも分かりやすいようにまとめた、ヘルプマークの概要を紹介する特集記事を2020年10月に掲載しました。
東京都は、援助が必要な方が日常的にサポートを得やすい環境づくりのため、民間企業にもチラシやポスターを活用したヘルプマークの推進活動を呼びかけています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ヘルプマークホームページ 特設サイト
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/