多言語対応で円滑な対話と情報提供
AI・ロボットの開発、提供を手掛けるタケロボ株式会社（以下、タケロボ）は、杉並区が実施する庁舎案内業務実証実験に、業務提携先の株式会社MILIZE（以下、MILIZE）を通じて、AIロボットの「ロボコット」が採択されたことを発表しました。
ロボコットは、AIを搭載したコミュニケーションロボットで、利用者、管理者とも使いやすい機能やサービスを備えています。
まず、高い音声認識と回答精度により利用者と円滑な対話を行い、音声と画面表示を活用して、わかりやすい案内を提供します。そして、AIの登録、学習、成長、管理を簡単に実施することができます。
また、日本語・英語・中国語・韓国語の多言語対応により様々な国の人との質疑応答や情報提供も可能です。
杉並区役所での実証実験は、2020年11月10日から11月27日までで、設置場所は南側玄関です。
住民票の取得、マイナンバーカードの申請、婚姻手続き、すぎなみフェスタ、ハザードマップ、議会の傍聴など、来庁者の幅広い要件に対応します。ロボコットが案内とともにQRコードを表示し、案内情報をスマホに取り込むこともできます。
行動指針の策定やマーケティングを支援
MILIZEはビッグデータを評価・分析・指針策定等を行う分析AIソリューションを提供しており、一方、タケロボは、顧客からの質問等に対し、回答・案内・情報抽出を行うコミュニケーションAIソリューションを提供しています。
MILIZE社とタケロボの協業ソリューションでは、コミュニケーションAIの利用者対応から蓄積された顧客ニーズ等の膨大なデータと、MILIZEが保有する多様なビッグデータを掛け合わせ、分析AIで評価・分析を行うことで、行動指針の策定やマーケティングを支援します。
今後、両社は、withコロナ時代に対応するタッチレスの音声認識AIロボットやAIソリューションを、地方自治体、官公庁、商業施設、金融機関などへ展開していきます。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
タケロボ株式会社 プレスリリース（@Press）
https://www.atpress.ne.jp/news/232555