アフターコロナを見据え、多言語対応も推進した心斎橋PARCO開店へ

先端技術を生かした複合ビルとしてオープン

株式会社パルコはこのほど、大阪・中央区心斎橋筋に「心斎橋PARCO」をオープンさせると発表しました。2020年11月20日の開業で、従来の百貨店の枠を超えた複合ビルとして、『彩りのあるモノやコト、感性を刺激するアート/カルチャーを大切に、テクノロジーを駆使して伝達・表現』する近未来の商業施設を目指すとしています。

コロナ禍のオープンということもあり、オンラインで体感できる館内バーチャルツアーや、空間の制約を超えてコンテンツを届けるVR・AR展示が積極的に導入されているほか、アフターコロナを見据えたインバウンド対策も充実、感染症対策を行いながら、あらゆる人に情報とサービスを届ける最新デバイスが設置されます。

音声と画面操作の両方で多言語をカバー

インバウンド施策で最も注目されるのは、1階インフォメーションカウンターに導入される新システムです。

マイクに向けて語られた音声と、画面でのタッチ入力操作の両方で、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語・タイ語の多言語に対応、訪れた顧客を広い施設内でも迷うことのないよう、スムーズに案内します。

AI音声認識により、対応言語の自然発話を直接理解、「ATMはどこにありますか?」、「お寿司が食べたい」といった明確な探しものへの回答はもちろん、「レディスファッションではどんなショップがある?」、「5階には何があるの?」といった抽象的な質問に対しても、画面で効率良く情報を提示できるものとしました。

SIAAマークを取得した抗菌・抗ウイルス加工の特殊フィルムで表面をカバーし、不特定多数の人の利用でも安心・安全を確保できるよう工夫も施されました。

百貨店に大型専門店、シネマコンプレックス、多目的ホール、イベントスペースを備えた駅直結、約170店が入居する新たな心斎橋の顔として、幅広い利用が期待されています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社パルコ プレスリリース一覧
「パルコがデジタルで描く商業施設の未来 心斎橋PARCOで取り組むデジタル活用施策のご紹介」
https://www.parco.co.jp/news/

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