ウィズコロナ時代の多言語対応の先進的な取り組みを紹介
オリンピック・パラリンピック準備局の「2020年オリンピック・パラリンピック大会に向けた多言語対応協議会」が12月23日に、多言語対応に興味がある全ての人を対象として、多言語対応推進フォーラムを開催すると東京都が11月25日に発表している。
同協議会は12月23日の13時から16時にかけて、新型コロナウイルスの影響により、1年延期となっている2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、ウィズコロナ時代の多言語対応の先進的な取り組みを紹介するフォーラムを開催。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ZoomとYouTubeを活用したオンライン開催となる。
バイリンガル落語家のダイアン 吉日氏が登壇し、60分間の基調講演を行うほか、やまとごころ代表取締役 村山 慶輔氏や、やさしい日本語×多言語音声翻訳プロモーターの萩元 直樹氏、ランゲージワン株式会社のカブレホス・セサル氏、株式会社ぐるなび LIVE JAPAN 企画部 事業推進セクション長の寺岡 真吾氏などが登壇し、分野別のセミナーも実施する。
「リアルタイム翻訳技術」や「多言語関連技術」の紹介も
「2020年オリンピック・パラリンピック大会に向けた多言語対応協議会」においては、富士通株式会社や大日本印刷株式会社などといった企業から協力を得て、登壇者の発言をリアルタイムで日本語から英語に翻訳し、配信画面に英語字幕表示していく。
また、例年の「ICT最新技術展示」を今年度は実施しない代わりに、同協議会のポータルサイトの多言語関連技術紹介ページに翻訳アプリ及び、ポータブル翻訳機などを紹介する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
「2020年オリンピック・パラリンピック大会に向けた多言語対応協議会」ポータルサイト
https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/multilingual/
東京都のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001074.000052467.html