ラベルはQRコードのみ!斬新な「Q」
元禄元年に創業した酒造の合資会社光武酒造場(以下、光武酒造場)は26日、株式会社ケーエイチプラスと協力し、ラベルにQRコードだけを印字した日本酒「Q」の販売を開始したことを発表しました。
スマートフォンなどでQRコードを読み取ると、この日本酒ができるまでの製造工程や光武酒造場代表へのインタビュー、杜氏へのインタビューなどの動画が再生され、蔵元の説明を聞きながら酒造で味わっているような体験をすることができます。
動画は、読み取りで用いたデバイスの端末登録が行われている国を認識し、英語、スペイン語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語の多言語字幕を自動選択で付与する仕組みとなっており、グローバルにその魅力を発信できるよう工夫されています。
動画再生後は、直接ネット通販での購入が可能なページへの遷移も導線として設定されており、リピーターの醸成も図っています。
こだわりの品質の高さ、蔵元の思いをダイレクトに届ける!
国産の米と米麹を用い、手造り製法にこだわって作り上げられた高品質な日本酒を、均一な説明情報のもと、蔵元の思いをそのままに、不要な先入観にとらわれることなく味わってほしい、香りを感じてほしいと生み出されたユニークなラベルの商品で、若い世代にも手に取ってほしいとしています。
また、デジタルの強みを活かした多言語対応とすることで、海外の人々にも酒造りへの想いや手造りのこだわりを知ってもらい、日本の文化である日本酒の楽しみ方、味わい深さを体感してほしいともしました。
「Q」の特徴としては、冷酒から常温まで温度で変化する表情の多彩さ、味わいの面白さや、フルーティーで飲みやすい口当たり、豊かな花のような香りが挙げられています。
こうした魅力ポイントは、映像と字幕により、大いに理解が深まるものとなるでしょう。伝統ある酒蔵の革新的取り組みであり、事例としても注目されます。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
合資会社光武酒造場によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000032747.html