「辻静雄料理教育研究所」が翻訳の大幅な見直しを実施
株式会社KADOKAWA(以下、KADOKAWA)が2021年3月5日に、改訂翻訳したフランス料理のバイブル「フランス料理総覧 改訂版」を発売する予定であると、11月27日に発表しました。
「フランス料理総覧 改訂版」は、1971年に出版された『LE RÉPERTOIRE DE LA CUISINE-フランス料理総覧-』を、「辻静雄料理教育研究所」が翻訳の大幅な見直しをして、KADOKAWAが来年3月5日に刊行するものです。
『LE RÉPERTOIRE DE LA CUISINE-フランス料理総覧-』は、“レペルトワール”の名で日本でも長く親しまれてきた名著ですが、初版から半世紀経っているため、書店では購入することができなくなりました。そこで今回、翻訳の見直しを行い、新たに改訂版として発売されることが予定されています。
日本だけでなく各国で翻訳されて読み継がれる料理総覧
『LE RÉPERTOIRE DE LA CUISINE-フランス料理総覧-』の原著は、19世紀から20世紀に活躍した料理長・オーギュスト・エスコフィエ氏の料理の手引き「Le Guide Culinare」のエッセンスを抽出して書かれ、1914年にフランスで刊行されました。
同書では、7,000もの料理の食材・つくり方の概略が説明されており、現在フランス料理の根幹に触れられる資料としても知られています。また、フランスではもちろん、世界各国で翻訳されて読み継がれている料理総覧となっています。
「フランス料理総覧 改訂版」はB6判変形の596ページ、税抜き6,700円で発売される予定です。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社KADOKAWA 「フランス料理総覧 改訂版」
https://www.kadokawa.co.jp/product/322004000865/
株式会社KADOKAWAのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007816.000007006.html