ベースセンターを新設、多言語対応自動発券機も導入
栂池ゴンドラリフト株式会社は10日、株式会社白馬館、栂池観光開発株式会社の運営する長野県の栂池高原スキー場について、12月11日より今シーズンの営業を開始すると発表しました。
オープンから60周年という節目の年を迎え、コロナ禍ながら感染予防対策と将来を見据えたインバウンド対応を強化し、より多くの人に愛され、安心・安全に楽しんでもらえるスキー場運営を進めていくとしています。
栂池高原スキー場は、今シーズンから中央駐車場すぐの場所にベースセンター「VILLAGE TSUGAIKE」を新設しました。レンタルショップやカフェが入り、これまで屋外にあったチケットセンターもこちらに移設されています。
暖かな室内でゆっくり購入可能となったほか、感染リスクの高まる混雑状況を回避するため、窓口を分散、スキーリゾート向けの自動発券機「skiosk(エスキオスク)」を新たに導入しました。非接触化とキャッシュレス払いでコロナ禍のニーズに対応しています。
さらに「skiosk」は、日本語・英語・中国語に対応した多言語対応の自動発券機であるため、アフターコロナのインバウンドにも力を発揮すると期待されています。
リゾート地として今できることを
「skiosk」は、あらかじめ専用ECサイトで希望チケットと購入枚数を選択、カートへ追加してクレジットカード決済を行い、完了時に発行されたQRコードを現地端末にかざせば、リフト券が発券できる仕組みです。新設のECサイトも日本語のみならず、英語対応となっています。
このほか、降雪状況や混雑具合などゲレンデの最新情報を利用者がリアルタイムで入手できるよう、ライブカメラも新規導入、今後公式HPで配信公開を行うとしました。
栂池高原スキー場は、日本最大のスノーリゾートの一翼を担う、3,000メートル級の北アルプスを背景とした広大なスケールと豊富な降雪量が魅力のスキー場です。初心者から上級者まで楽しめるコースの多彩さ、ノンスキーヤーでも雪遊びが満喫できる施設を有する点なども特筆され、世界にアピールできるリゾートといえるでしょう。
感染症対策の徹底と今後を見据えた多言語化施策をあわせて推進する姿勢は、他分野からも注目したいところです。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
栂池ゴンドラリフト株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000069839.html