欧米豪向け訪日インバウンドメディア「VOYAPON」が伊語もカバー
株式会社IGLOOO（以下、イグルー）は22日、同社が運営する欧米豪向けの訪日インバウンドメディア「VOYAPON（ヴォやポン）」について、新たにイタリア語版ページを開設したと発表しました。
これまで対応言語としてきた英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語に加え、イタリア語がサポートされたことにより、欧米豪地域における主要5言語への対応が完了したものとなります。
「VOYAPON」は、定番の観光だけでは物足りないと感じる、コアな欧米圏訪日観光客に向け、より深い日本の文化・歴史体験の旅を促進するようなコンテンツや、知られざる日本の地方の魅力にスポットを当てたコンテンツなどを発信するキュレーションメディアです。
外国人の心を動かす記事を、現地の目線で、またその地の言葉で編集し、情報として提供する数少ないメディアで、インバウンドプロモーションに大きく寄与してきました。
手薄なイタリア語発信、ウィズコロナ時代を見据えて
現在は新型コロナウイルス感染症のパンデミック発生により、世界規模で人の行き来が厳しく制限されていますが、2021年以降のウィズコロナ時代、通常のインバウンド観光客に対する入国緩和期を見据えれば、現段階から日本独自の魅力や観光情報を、それぞれの国の文化や価値観に合わせ、現地の言葉で正確に発信していくことが強く求められます。
イグルーによると、JNTOのイタリア訪日市場に関する記事では、イタリアからの訪日旅行客数は大きく成長してきているにもかかわらず、イタリア語での訪日旅行関連情報は不足しており、情報発信を強化すること、訪日後もイタリア語で情報が入手できる環境整備のためWebサイトの多言語化が必要であることが指摘されているといいます。
今回のイタリア語版開設は、こうした提言を受けたもので、今行うべき施策と判断されたことから実施されました。
またイグルーでは、12月15日にサブスクリプションサービス「Japan Gateway Page」をリリースしていますが、こちらでも近くイタリア語対応を開始、さらに自社越境ECストア「VOYAPON STORE」でも、2021年春頃までにイタリア語対応ページをオープンさせる予定としています。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
株式会社IGLOOOによるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000017490.html