「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定
TANOTECH株式会社（以下、TANOTECH）は22日、経済産業省中小企業庁が主催する「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定され、去る11月12日にオンライン授賞式で表彰を受けたことを明らかにしました。
この賞は、ITサービス導入による生産性向上や積極的な海外展開、インバウンド需要の取り組み、多様な人材活用などを進める中小企業らを顕彰するもので、コロナ禍の日本経済を立て直す基盤として今後の飛躍が期待される企業300社が選定されています。
TANOTECHに関しては、同社が開発・提供するゲーミフィケーションのモーショントレーニングシステム「TANO」の事業が評価されました。
「TANO」はセンサーを活用した新感覚のリハビリ＆レクリエーションシステムで、前に立つだけで体そのものがコントローラーになり、動きや音声を通じてソフト内のコンテンツが楽しめ、認知症や重度障がい者、子どもなど、幅広い層のユーザーの自立支援につながる活動を、ゲーム感覚で継続的にサポートするものとなっています。
世界の教育・福祉を助けるツールに
福祉・介護施設をはじめスポーツジムや商業施設、放課後児童クラブなどさまざまな場所での導入が進んでいる「TANO」ですが、多言語にも対応しているため、海外展示会への出店実績も重ねており、すでに100台以上の販売実績があるといいます。
コンテンツをQRコードの読み込みだけで起動させられる仕様も、言語を問わず使いやすく、またこのコロナ禍では非接触で利活用できるという強みにもなっています。
100を超えるコンテンツの開発は、現場のニーズを受けてさらに加速度的に実施されており、改良も日々重ねられています。
さらにシリアスゲームを研究する各大学との連携や、子ども向けプログラミング教室なども開催し、新たな世代に福祉への関心を高めてもらうきっかけを提供する取り組みにも着手しました。
TANOTECHでは、今後も最新技術を駆使した福祉と教育のプラットフォーム提供を進め、世界に普及するものとなるよう努めていくとしています。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
TANOTECH株式会社によるプレスリリース（アットプレス）
https://www.atpress.ne.jp/news/240903