日本損害保険協会、外国人居住者向け「災害時避難行動啓発チラシ」を作成

具体的な避難行動や情報収集手段を記載

一般社団法人日本損害保険協会北陸支部は、金沢市危機管理課の協力を得て、外国人居住者向けの「災害時避難行動啓発チラシ」を作成したことを発表しました。

このチラシでは、具体的な避難行動として、身の危険を感じたら、友人宅や学校、職場など、すぐに近くの安全な場所に避難することや、日頃から避難先を確認しておくことの大切さ、災害発生時に状況や必要に応じて開設される「自主避難所」の利用方法や留意点について説明しています。

また、情報の収集手段として、住んでいる場所のハザードマップの確認方法や、最新の気象・避難情報が配信される「金沢ぼうさいドットコム」の登録方法を示すQRコードも記載しており、さらに、金沢市の「かなざわ多言語防災サイト」や損保協会の「外国人向け安心・安全支援Webサイト」も紹介しています。

かなざわ多言語防災サイトも紹介

昨今、北陸地方でも水害対策は喫緊の課題となっており、日本損害保険協会北陸支部では、2020年9月に、「水害防災リーフレット」を作成しました。

しかし、外国人居住者の中で、身寄りがなく一人暮らしをしている人などは、災害時に的確な情報が得られないという怖れがあることから、日本損害保険協会北陸支部では、今般、災害から命を守るための「避難行動」や災害発生時における情報収集方法等について分かりやすく解説した啓発チラシを作成することとなったものです。

このチラシは、北陸支部委員会会員会社および損害保険代理店を通じて、契約者等に提供するとともに、金沢市の関係部署や市内の全公民館に提供して、外国人居住者の方々に広く紹介していきます。

また、「かなざわ多言語防災サイト」は、日本の防災基礎知識が学べ、災害発生時などに情報収集をサポートしており、Google翻訳ベースに多言語化を行っています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

一般社団法人日本損害保険協会北陸支部 プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/249764

最新情報をチェックしよう!