「大阪から世界へ!」 能の魅力を多言語で発信

能がデジタルと融合した新しい世界

公益財団法人山本能楽堂は、3月10日、「大阪から世界へ!」と称し、日本が誇るデジタルの最新技術を用い、太閤秀吉も愛した「能」の魅力を世界に向けて発信すると発表しました。

「高砂」と「石橋」を特別な許可を得てそれぞれ大阪城と太陽の塔の前で撮影し、臨場感あふれる4Kのハイクオリティ映像にて、「葵上」を藤本隆行氏による照明デザインを加え、360度カメラ2台の撮影によるVRにて、いずれも日本語と英語の字幕付きで配信します。

山本能楽堂では、今回の3作品により、日本人はもちろん日本の伝統文化に興味がある外国人に対しても、能に興味を持ってもらうきっかけとして、現代に生きる魅力的な芸能としての能の魅力を伝え、能がデジタルと融合する新しい世界を楽しむことができる作品の制作に取り組みました。

前向きな伝統芸能の継承を

『半能「高砂」@大阪城』と『半能「石橋 大獅子」@万博公園 太陽の広場』は、観劇三昧とU-NEXTにてオンデマンド配信、7日間レンタルで900円、『能「葵上(あおいのうえ)」@山本能楽堂』は、360channelにてオンデマンド配信、7日間レンタルで1800円となります。

また、能の理解と普及を目的に、同作品と同時にドキュメンタリーと能入門動画などのショートムービーも作成、プロモーションとして配信しています。こちらは下記リンク、山本能楽堂のプレスリリースより閲覧可能です。

山本能楽堂では、これまで通りの公演ができない舞台芸術の状況の改善と前向きな伝統芸能の継承に向け、「文化庁文化芸術収益力強化事業」により、デジタル技術を駆使した映像作品の制作と配信を行い、新たな顧客層の拡大を目指します。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

公益財団法人山本能楽堂 プレスリリース
https://prtimes.jp/

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