道の駅公式通販「おうちで道の駅!」スタート

道の駅から出品される特産品を台湾へ

ジーリーメディアグループは、3月24日、「楽吃購(ラーチーゴー)!日本」の道の駅公式通販ページ「おうちで道の駅!」にて、4月1日より全国の道の駅から出品される特産品の販売を開始すると発表しました。

同社では全国道の駅連絡会との合意により、全国の道の駅で扱う地域特産品を台湾向けに、インターネットを通じ販売する社会実験(越境EC事業)を実施、同社が運営する台湾最大の日本情報サイトにて、全国17の道の駅から87商品に及ぶ特産品を順次販売します。

コロナ収束後のインバウンド需要を喚起

同実験は、道の駅や地域について産品を通じて周知、経験できるプラットフォームを提供することで、道の駅による地元産品の売り上げを拡大するとともに、コロナ感染症収束後に向け、インバウンド需要の喚起や道の駅を目的地や拠点とする観光に結びつけることを目的とするものです。

実施は9月末までとなり、群馬県片品村(道の駅「尾瀬かたしな」)の「花豆甘納豆」や岩手県久慈市(道の駅「くじ」)の「琥珀万年筆」などの特産品を販売、得られた結果などから参加する道の駅の拡大や商品、価格などの見直しを行い、今後の正式運営の検討が行われる予定です。

台湾における「訪日ロス」

全国道の駅連絡会では、新型コロナウイルス感染症への対策として地元の特産品の販路拡大を図ることで、地域の生産者や事業者を支援しています。一方、台湾などでは、訪日を見合わせなければならない状況による所謂「訪日ロス」現象が起きており、日本の産品を買い求めるニーズが高まっています。

同社のサイト会員を対象に行われた昨年12月の調査では、道の駅で販売する商品のECでの購入意向率は82.4%、コロナ収束後における道の駅への訪問意向率は98%を超え、多くの人々が道の駅の利用を望んでいることがわかる結果となりました。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ジーリーメディアグループ プレスリリース
https://prtimes.jp/

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