柴田氏と木村氏が対談、アルクが新刊「対訳 英語版でよむ日本の憲法」を発売

「英語版憲法」の新訳、翻訳界の巨匠の柴田氏が挑戦

「英語版憲法」を柴田 元幸氏が翻訳、木村 草太氏の監修で現代語訳を作り上げ、株式会社アルク(以下、アルク)が、新刊「対訳 英語版でよむ日本の憲法」を発売したと、4月27日に発表しました。

日本国憲法が公布された1946年11月3日に、その全文訳「英語版憲法」もGHQの了承に基づいて英文官報に掲載されました。この新訳に英米文学翻訳家で翻訳界の巨匠の柴田 元幸氏が挑戦。法律用語を憲法学者の木村 草太氏が監修し、正統派の英文と明快な現代語訳という新しいアプローチのもと、「対訳 英語版でよむ日本の憲法」が発売されています。

同書は、日本語と英語の朗読が聞けるダウンロード音声付きで、日本語の朗読は「鬼滅の刃」の鬼舞辻無惨役で声優を務めた関 俊彦氏が担当。英語の朗読はネイティブナレーターが担当しました。

憲法の条文にある単語を訳す難題などについて対談

「対訳 英語版でよむ日本の憲法」では、『憲法の条文などにある「people」をどう訳すかが難題』や、第9条の英文に感じる「気合い」など、訳語をめぐる思いや条文の意外な事実、難題などについて柴田 元幸氏と木村 草太氏の対談内容も収録。英語には語注が付いているため、英語学習にも活用できます。

また、柴田 元幸氏がアメリカ合衆国憲法の翻訳、木村 草太氏による解説もあり、アメリカの基本法について知ることが可能。日本とアメリカの憲法の比較をすることで、日本国憲法への理解が一層深まるほか、今のアメリカを読み解くカギになる知識も身に付きます。

同書は税込み1,650円、四六判で全260ページとなっています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社アルク 「対訳 英語版でよむ日本の憲法」
https://www.alc.co.jp/entry/7021026

株式会社アルクのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001425.000000888.html

最新情報をチェックしよう!