AIコミュニケーション機能を搭載した自販機の実証実験開始

新宿駅などに全10台を設置

株式会社JR東日本クロスステーションウォータービジネスカンパニーは、5月11日、AIコミュニケーション機能を搭載した「AI多機能自販機」の実証実験を同日より開始すると発表しました。

「AI多機能自販機」は、AIソリューション「AIさくらさん」により、利用者と双方向でのコミュニケーションを多言語にてとることができる自販機となります。また、オススメ飲料やオススメ商品ランキングなどをモニター上に表示し、非接触での画面操作も可能です。

同実験は、AIを活用したサービスの有効性を検証する実証実験となり、新宿駅、上野駅、東京駅、品川駅、秋葉原駅の各駅に2台ずつ、全10台の自販機が設置され、10月末頃まで実施される予定となります。

「AIさくらさん」が多言語にて案内

この「AI多機能自販機」には、正面にタッチパネル式のモニターが搭載され、バーチャルアニメーション「AIさくらさん」が利用者の口頭での質問に対応、商品の詳細情報や決算方法、販売機の使い方などについて、日本語、英語、中国語、韓国語の多言語で案内してくれます。

また、タッチパネルはセンサーにより非接触での操作が可能です。「エンタメ機能」には「商品ランキング」や「AIさくらさんゲーム」などがあり、「レコメンド機能」や「案内機能」も搭載されています。

同社では、非接触での接客が求められるニューノーマル時代であってもコミュニケーションが重要であると考え、安心安全に自動販売機を利用できる環境づくりと、AIによる利用者との双方向コミュニケーションを両立させるため、「AI多機能自販機」における実証実験の実施に至りました。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社JR東日本クロスステーションウォータービジネスカンパニー プレスリリース
https://www.acure-fun.net/

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