「toaster team」、多言語自動翻訳機能を提供

日本語で作成したマニュアルを多言語に自動翻訳

noco株式会社が6月21日から、マニュアル&ナレッジ管理アプリ「toaster team(トースターチーム)」において、多言語自動翻訳機能の提供を開始したと、同日に発表しました。

昨今日本では少子高齢化が進み、生産年齢人口も減少しているため、企業の労働力確保において外国人労働者の雇用に注目が集まっています。改正入管法が施行されたこともあり、日本で働く外国人労働者は増加傾向にあり、その数は2018年10月末時点でおよそ146万人、雇用する事業所数はおよそ216,000社にも上っています。

多くの外国人は現場の担い手になっており、生産性の向上には業務に対する知識の習得などが必要です。そのため、外国人労働者の母国語による業務マニュアルや手順書、OJTなどの実地研修・教育などの環境整備を行う必要がありましたが、業務マニュアルの翻訳には時間やコストがかかります。そこで「toaster team」では今回、日本語で作成したマニュアルをボタン1つで多言語に翻訳できる機能の提供を開始しました。

マニュアル更新ごとに翻訳データとの差異を通知

「toaster team」では、日本語で作成したマニュアルをボタン1つで自動翻訳が可能で、その対応言語数は100となっています。翻訳したデータを直接編集することもできるほか、マニュアル更新ごとに翻訳データとの差異も通知されます。

マニュアル利用者となる外国人労働者は母国語でのマニュアル確認ができ、業務効率の改善や作業品質向上も期待できます。

また、作成したマニュアルを協力会社や顧客など、社外のステークホルダーにもスムーズに共有ができることも特徴の1つです。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

toaster team
https://toaster.how/

noco株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000038439.html

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