国立劇場おきなわ、沖縄伝統芸能の魅力を世界に発信

多言語PR動画を公開

国立劇場おきなわは、8月12日現在、日本博主催・共催型プロジェクトの一環として、沖縄伝統芸能と同劇場の魅力を世界に向けて発信する、多言語PR動画を公開しています。

文化庁による令和3年度の日本博主催・共催型プロジェクトに採択された「琉球王朝の美~沖縄伝統芸能、その継承と発信~」は、沖縄伝統芸能のブランディング強化と、伝統芸能を目的とするインバウンドの拡充を目的に進められ、同動画はそのプロジェクトの一環として作成されました。

タイトルは「Traditional Okinawan Performing Arts from National Theatre Okinawa」です。ナレーションは英語で行われ、英語と日本語が併記された字幕、中国語(簡体字・繁体字)字幕、韓国語字幕が付いた動画のいずれかによる視聴が可能です。

約300年の歴史、宮廷芸能「組踊」

動画は沖縄の美しい海の景色からスタートします。城跡の風景と共に沖縄の歴史が紹介された後、特に宮廷芸能として18世紀初頭の琉球王国にて創始され、2010年にはユネスコの無形文化遺産に登録された「組踊(くみおどり)」について紹介します。「組踊」とは、唱え、音楽、踊りによって構成される歌舞劇です。

日本に6つある国立劇場の一つである同劇場では「組踊」のほか、国の重要無形文化財の「琉球舞踊」などの本格的な琉球芸能、さらに沖縄芝居や民俗芸能、三線音楽など、沖縄の伝統芸能が鑑賞できる定期公演を行っています。

琉球舞踊や組踊の舞台で活躍する中堅、若手実演家たちが出演する同動画では、青い海や歴史を感じる城跡、組踊や琉球舞踊などとともに、沖縄の伝統芸能と同劇場の魅力を世界に向けて発信します。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

文化庁 プレスリリース
https://prtimes.jp/

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