「誰一人取り残さない」、豊橋市が「ぽけとよ」をスタート

豊橋市が外国人市民向けWEBサイトをスタート

愛知県豊橋市は、10月4日、外国人市民に欲しい情報が分かりやすく簡単に手に入るWEBサイト「ぽけとよ」を立ち上げたとし、その効果について伝えました。

外国人市民向け情報発信WEBサイト「ぽけとよ」は、2021年9月にオープン、同市総人口の5%を占める外国人市民に向け、日本語のほか、ポルトガル語、英語、タガログ語、中国語にて生活情報やイベント情報などを伝え、「誰一人取り残さない」情報発信を目指します。

「ぽけとよ」の開始により、外国人市民が自ら困りごとを解決できるようになり、問い合わせの際に「ぽけとよ」を案内することでアフターフォローも可能となりました。また、読むことが苦手な人からは、「問い合わせ先が分かり助かった」などの声が届きました。

みんなで育てるプラットフォームに

同市では、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、予防方法や各種支援、ワクチン接種などに関する正確な情報をタイムリーに伝えることが必要となり、外国人市民へのヒアリングやアンケート調査、実証実験を実施する中で「ぽけとよ」の立ち上げに至りました。

「ぽけとよ」では正確に伝えることを重視し、できるだけやさしい日本語で作成した記事を自動翻訳しています。掲載する情報については問い合わせの多い内容に絞り、情報を探しやすいレイアウトにしました。さらに利用者からの意見も受け入れています。

同市では今後、「ぽけとよ」を外国人市民が安心して見られるようさらに改善を重ね、他の言語でも見られるようにしていく予定です。その上で利用者からのニーズを把握しながら、みんなで育てる情報のプラットフォームを目指します。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

豊橋市 プレスリリース
https://prtimes.jp/

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