シオノギヘルスケア、「セデス」シリーズに多言語読み上げ可能なQRTコードなどを導入

視覚障がい者や日本語を母国語としない人にも理解

シオノギヘルスケア株式会社は、2020年4月にリニューアルしてユニバーサルデザインを採用した解熱鎮痛薬「新セデス錠」「セデス・ハイ」「セデス・ハイG」が、2021年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表しました。

パッケージには、言語による音声サービスの提供が可能な「アクセシブルコード(Accessible Code)」を世界で初めて採用しました。パッケージの裏面に印字されたQRTコードをスマートフォンで読み取ることで、使用方法や注意事項を、日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語・ポルトガル語・ベトナム語という7ヶ国語で表示・音声読み上げできるサイトへ偏移します。

また、QRTコード部分にはデボス加工を施しているため、視覚障がい者や目の見えづらい人でも触覚的にコードの位置を把握することができます。

SDGsへの取り組みの一環

ユニバーサルデザインパッケージのその他の特徴としては、前開きの形状と文字拡大による外箱デザインの改良が挙げられます。

従来は側面にあった開封口を前面に移行し、大きく開く形状としたことで、中身の錠剤が見やすく、取り出しやすくなっています。また、開封口の裏面に用法・用量を記載し、高齢者や弱視の方を含むすべての人に、いつ、何錠飲めばいいのかを理解しやすくしています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

シオノギヘルスケア株式会社 プレスリリース
https://www.shionogi-hc.co.jp/

最新情報をチェックしよう!