多言語ツール「Kotozna In-room」利用データ調査

外国語リクエスト数は約7倍に増加

Kotozna株式会社は、6月4日、同社が提供する宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール、「Kotozna In-room」の利用データから、外国語リクエスト数などの利用状況を昨年と今年とで比較した調査結果を発表しました。

同調査では、「Kotozna In-room」における外国語リクエスト数、外国語の利用割合、使用言語数などに関する、昨年5月と今年5月のデータを比較、その結果から外国語リクエスト数は約7倍に、外国語の利用割合は1.77%から2.22%の約1.3倍に増加していることがわかりました。

使用言語数も大きく増加

また、使用言語数に関しても、昨年は9言語だったのに対し、今年は21言語と大きく増加、最も利用の多い外国語は英語、次いで中国語、韓国語となりました。中国語、ベトナム語に関しては特に利用が伸び、今後は他のアジア圏からの入国者も増え、利用言語数はさらに多くなると見込まれます。

「Kotozna In-room」は、コロナ禍の2020年10月よりサービスが開始されました。109言語に対応し、宿泊客は母国語にて施設案内や周辺の観光情報などの確認ができ、施設スタッフとのチャットも可能とする、「多言語対応」「非接触」「業務効率化」を同時に実現するコミュニケーションツールです。

今年3月にはビジネス関係などにおける入国者の受け入れが開始され、4月には1日の入国者の上限が1万人に引き上げられました。さらに6月からは団体ツアー客の受け入れも開始されます。その一方では、新たな感染症拡大への懸念もあり、宿泊施設では社会的距離に配慮したおもてなしが求められます。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

Kotozna株式会社 プレスリリース
https://prtimes.jp/

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