世界初の多言語表示技術、ラオスの世界遺産にて採用

ひとつの二次元コードだけで多言語化

株式会社PIJINは、7月27日、多言語表示サービス「QR Translator」の利用に関して、ラオス人民民主共和国のルアンパバーン県情報文化観光省観光局とMOUを締結、現地にて調印式を行いました。

ラオス最大の観光地であるルアンパバーン県には、1995年に世界文化遺産に指定された「ルアン・パバンの町」があります。今回のMOU締結は新型コロナウイルス感染症により、打撃を受けた世界における国際観光の復活を象徴する動きとなります。

「QR Translator」は日本、米国、中国、欧州などにて特許を取得、ひとつの二次元コードだけで表示物を多言語化する手法を用い、日本では京都などの主要な観光名所の看板や日本酒の製品説明などに利用される世界初のソリューションです。

ゴミの削減や森林資源の保全にも貢献

ルアンパバーン県では2018年から「ラオス国ルアンパバーン世界遺産の持続可能な管理保全能力向上プロジェクト」を行っており、今回のMOUは同プロジェクトに派遣されたJICAの専門家による提案のもと締結されました。

「ルアンパバーン県の観光資源に関する広報活動の能力強化」を目的とする提案のもと、同社では「QR Translator」を利用し現地にて、サインボードにおける多言語での情報提供、観光スポットやホテルなどへのナビゲーションの提供などを行う環境を整えます。

また、視覚障がい者に向けた文字と音声による多言語での情報提供、紙媒体のデジタル化によるゴミの削減や森林資源の保全への貢献なども目指します。同社では今後も「世界を言語バリアフリーにする」を企業理念に「QR Translator」の開発、運営に努めます。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社PIJIN プレスリリース
https://prtimes.jp/

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