デジタル庁、入国手続きオンラインサービスをバージョンアップ

「Visit Japan Web」に「検疫」機能を追加

デジタル庁は、11月1日、入国手続きのオンラインサービス「Visit Japan Web」に、「検疫(ファストトラック)」機能を追加しました。これにより、入国時における手続きがワンストップで行えます。

「Visit Japan Web」とは、海外からの入国者、日本への帰国者などが「入国審査」や「税関申告」の際に、事前に必要事項などを登録しておいたスマートフォンの画面を見せるだけで、スムーズに入国手続きが済ませられるオンラインサービスです。

5カ国語に対応した同サービスに今回、「検疫」機能が追加されました。このシステムのバージョンアップにより、サービスが統合され、ひとつのサービスにてワンストップで3つの手続きが行えるようになりました。

入国時は二次元コードを表示するだけ

「検疫」機能は、海外から日本に入国、帰国する際に行う検疫手続き、「質問票と検査証明書(出国前72時間以内)、または、ワクチン接種証明書」についての確認手続きが、入国前に済ませられる機能です。

利用の際には、「Visit Japan Web」の新規アカウントを作成してログイン、利用者情報、スケジュール、必要な手続きの情報などを登録し、日本到着時に画面に表示された二次元コードを見せるだけで審査が完了します。

「検疫」機能は国内すべての空港や港で利用が可能、また「Visit Japan Web」は、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港などにて利用が可能です。デジタル庁では今後も「Visit Japan Web」の必要な機能拡充等を行っていきます。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

デジタル庁 プレスリリース
https://prtimes.jp/

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