大阪観光局、観光情報サイトに生成系AIチャットボットを導入

「OSAKA-INFO」にてサービス提供を開始

公益財団法人大阪観光局は10月16日より、大阪公式観光情報サイト「OSAKA-INFO」に、生成系AIチャットボット「Kotozna laMondo (コトツナ ラモンド)」を導入し、そのサービス提供を開始します。

同観光局ではスピーディかつシームレスな多言語への対応により、観光案内所などでの問い合わせについての利便性向上と、観光情報の管理業務の省力化を両立し、2025年の大阪・関西万博に向けて来阪する訪日外国人観光客へのおもてなしの向上を図ります。

また今後は、大阪観光局公式・観光アプリ「Discover Osaka」にも「Kotozna laMondo」を搭載する予定です。

GPT-4の活用により自然な会話が可能

「Kotozna laMondo」は20言語以上に対応、GPT-4を活用した自然な会話による対話が可能な多言語AIチャットボットです。同観光局用にカスタマイズされた「Kotozna laMondo」では、「OSAKA-INFO」など大阪の観光情報を提供するWEBサイトの情報をもとに対話を行います。

各WEBサイトでの情報更新にあわせ、最新の情報にて利用者の問いかけに応答します。リアルタイムで変化する天気などについても特定のWEBサービスと連携して回答、情報は自動更新にて更新作業の省力化も実現します。また表示言語は、ブラウザ言語に応じて自動で切り替わります。

同観光局では今回、急増する訪日外国人旅行者に対する多言語受け入れ能力を高めるべく、「Kotozna laMondo」を導入する運びとなりました。今後はさらに、レストランや送迎などの予約機能、防災情報など様々な情報に連携させる予定です。

(画像はプレスリリースより)

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株式会社JTB プレスリリース
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