IBS、機械翻訳の進化と異文化コミュニケーションの変化・奥深さについてインタビュー

社会言語学を専門とする大学教授にインタビューを実施

ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(以下、IBS)が、機械翻訳の進化と異文化コミュニケーションの変化・奥深さについて、慶應義塾大学の井上逸兵教授にインタビューを実施、その内容などを10月20日に発表しました。

機械翻訳が高性能化してきている中、言語がどのように使われているのかも研究テーマの1つとしている同教授は、ビジネスにおける機械翻訳は良し悪しではなく社会現象の1つであると指摘。機械翻訳しやすい言語「グローバルテキスト」で書くことが、ビジネスで求められつつあるとしています。

実際に大多数の企業が製品を多言語展開する際には、取扱説明書などを英語で機械翻訳しており、低コスト化を重視する傾向にあります。こういった社会言語学的な現象に対応するには、人間の言語をテクノロジーに適応するため、文化や言語における特徴の違いなどを考慮して、英文作成ができる能力が求められています。

日本語と英語の「主語・動詞」、使い方の違いも

井上逸兵教授によれば、日本語と英語の「主語・動詞」には使い方の違いがあり、話し言葉をそのまま機械翻訳すると、正確な翻訳ができず不自然な英語になると指摘。それは日本語で主語が「私」になる文章でも、「英語」では相手が主語になる場合があり、意味は通じても、ぶっきらぼうな印象を与える文章になってしまう可能性があるとしています。

そのため、英語との言語的・文化的な違いを意識して「英語っぽい日本語」を使うことで、人間による翻訳と機械翻訳の英語がほぼ同じになることが分かっています。

テキストで機械翻訳を使う場合のほかにも、対人コミュニケーションで機械翻訳をする場合でも、相手の言語や文化を知ることが重要になるのです。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所 「英語教育研究コラム」
https://bilingualscience.com/

ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所のプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/231594

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