国別に紐解く、「海外スキー関心の分析」

スキー市場戦略やインバウンド対策として

Amobee Japanは、11月25日、北海道観光振興機構とともに行った、「インバウンド対策のための海外スキー関心の分析」についての結果を発表しました。

同分析は、シーズンを迎え需要が見込まれるスキー市場に関し、海外市場でのターゲット層となる、イギリス、アメリカ、オーストラリア、シンガポールを対象に、今後のスキー市場戦略やインバウンド対策の参考となる示唆を導き出すことを目的に行われました。

「ターゲットとするセグメント」

結果では、「ターゲットとするセグメント」については、各国の有望なポテンシャルセグメントとして、イギリスでは初級者、アメリカでは上級者、オーストラリアでは中級者から上級者、シンガポールでは初心者または初級者が、スキーコンテンツの訴求が有効な層であるとしています。

「スキーに求めるもの」としては、イギリスではラグジュアリー要素や雪質、アメリカではバックカントリーやクロスカントリーなど、オーストラリアではスキーリゾートの多様性、シンガポールではプライベートレッスンや雪質などとされ、国別における対策が必要となることが分かりました。

「北海道の認知、イメージ」

「北海道の認知、イメージ」については、スキーイメージが強い国のランキングにて、イギリスでは7位に北海道、オーストラリアでは4位に北海道、2位にニセコ、シンガポールに限っては上位5位が日本の地名を占め、下位からニセコ、札幌、軽井沢、長野、北海道の順となりました。

また、2020年のシーズンを終えたオーストラリアについては分析を深掘りし、アウトドア系アクティビティとしてスキーへの関心が高まっていること、スキーに関する重要な要素として「ソーシャルディスタンス」と「マスク」への関心が高まっていることが確認できます。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

Amobee プレスリリース
https://prtimes.jp/

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