意識調査とデータ分析から今後のインバウンドを予測

日本旅行に関する検索、最大約54%増加

株式会社IGLOOOは、6月21日、訪日観光WEBメディア「VOYAPON」の読者を対象とした、日本の観光客受け入れ報道後の訪日旅行に関する意識調査と米国のADARA Inc.から得たフライト・宿泊検索および予約データに基づく分析による結果を発表しました。

今年5月5日の水際対策緩和の報道後には、日本へのフライト、宿泊検索、予約数が今年3月の時点と比べ最大約54%増加しました。この結果から同社では、訪日旅行への意欲は高まっており、今後ますます検討する人は増えるとしています。

観光、ビジネスともに検索数は大幅に増加

特にファミリー層の訪日旅行検索数は、同年3月初旬と比べ報道後には最大98%まで上昇し、実際の予約率も約43%増加しました。また、ビジネス層でも5月18日発表の入国検査免除検討の発表後、予約数が約90%と大幅に増加しました。

観光目的での訪日旅行希望者の直近4月から5月期の検索行動からは、1ヶ月から3ヶ月先の夏季シーズンをターゲットとした検索が増加し、約半数が直近2ヶ月以内、ビジネス目的では約半数以上が直近1ヶ月以内の訪日を検討する傾向にあります。

本格的なインバウンド再開は夏季以降か

現在の予約数としてはそれほど多くはありませんが、訪日旅行についての検索と予約はともに上昇傾向にあり、今年4月から5月における検索と予約については、コロナ前ほどまでにはならないものの、昨年との比較で45%増加という結果になりました。

訪日希望者からは、「できるだけ早く日本に行きたい」などの声が寄せられています。本格的なインバウンドの再開については、個人旅行者の入国解禁後になるとされますが、今回のデータからは今年の夏季シーズン以降に期待ができると考えられます。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社IGLOOO プレスリリース
https://prtimes.jp/

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